装備・仕様
ヤナセディーラー車、左ハンドル、パワステアリング、パワーウインドウ、クーラー装備
車両説明
メルセデスベンツ280SE3.5クーペが入庫して参りました。
1960年代に於けるメルセデスの代表的な高級パーソナルクーペであるW111型には、2.2、2.5、2.8リッターと様々なタイプのエンジンが搭載されましたが、その中でも1969年に登場した3.5クーペと呼ばれるモデルは主に北米マーケットのニーズに応えたもので、シリーズ最大の3.5L・V8/M116型エンジン・200馬力を搭載し、その走りも一段とパワフルになったモデルです。4年間で3270台あまりしか生産されておらず、いまや貴重なクラッシック・メルセデスの一つと言えます。
当時、この3.5クーペのような非常に高価なクーペを新車で購入できたのは、ほんの一握りの恵まれたオーナー達だけでした。日本でもバブル期になるとアメリカより並行輸入された車が多く、現在国内で見かける3.5クーペの多くは北米仕様のものが大半を占めています。当車両はその中でも昭和46年2月にヤナセにより正規輸入された貴重な1台です。シャシー#から推察するとヨーロッパ仕様に準ずるクルマで、1970年にモデル最後期に生産された1台です。
外装はボディがシルバーに黒のレザーのインテリア。ステアリングもオリジナルの黒のまま。少しヨーロピアンなセンスを感じられる組合せで、私個人的には好きなコンビネーション。この辺は好みの別れる部分でしょうが、W111自体が50年代のアメリカ車のデザインがモチーフと思われますが、シックなこんな組み合わせも似合うのだと思います。塗装・メッキ部分も概ね良好な状態を維持しており、このままお乗り頂けるコンディションです。
当該車両は昭和46年に日本に輸入されてからしばらく経った後、外装・内装のレストレーションを行っています。その際に、シートからウッド類も全てリペア済み。パワーウインドウにパワステアリングも装備。オリジナルのベッカーラジオにフロアATと、最も人気がある組み合せです。
当然クーラーも装着されているので、極めて快適に現代車と同等のレベルのドライブが可能となっています。
ボディーの各所、フロアに至るまで錆・腐食は勿論、全般的に非常に良い状態を保っています。各消耗部品も交換されており、そのまま問題なくお乗り頂けるコンデションを維持しております。
W111クーペの程度良好な車はどこかの時点で誰かがお金を掛けて、今の状態があると思います。元の車両価格と同等、それ以上のコストを掛けてレストレーションされたオーナーが存在したからこそ良い車が後世に残り、引き継ぐオーナーはその恩恵にあずかる事が出来る訳です。
ぜひ次のオーナーになる方にも、大切にお乗り頂きたいものです。
弊社/茅ヶ崎ガレージ(神奈川県茅ケ崎市甘沼333)にてご覧頂けますので、ご興味のある方は是非一度ご覧になってください。