装備・仕様
4速マニュアル、左ハンドル、サンルーフ
車両説明
フィアット アバルト595SS仕様を御案内いたします。
前から戦後までの長きに渡り生産され「チンクェチェント(イタリア語で500の意)」の呼称で親しまれた小型大衆車フィアット500は、1957年に2代目にフルモデルチェンジされました。
その2代目フィアット500こそ、1970年代後半まで販売され大ヒットとなった、NUOVA500(新型500)というモデルです。
皆さんおなじみの愛嬌あるそのスタイルは、現在でも人気が高く、日本国内にも数多く輸入されています。
しかし、そのノーマルの性能はとても低く、わずか18馬力、最高速度100km/hに満たないそのスペックには、当時から飽き足らないユーザーも多数存在しました。
そこに目を付けたのが、フィアットの高性能アフターパーツ開発を手がけていた、カルロ・アバルトでした。
まずは、ノーマルより高性能なアバルト500を開発、それに続き一層チューニングを高めたアバルト595、そして更にチューニングを高めた595SSが生み出されました。
その性能向上は著しく、32馬力の出力を得て、オリジナルのフィアット500から相当な性能アップを実現。
いわゆる「アバルトマジック」と呼ばれるもので、その後も695、695SSと、更なる進化を遂げ、様々なレースシーンやラリーなどで優秀な成績を収めています。
さて、そのアバルト595SSですが、オリジナルのフィアット500でさえエンジンの振動と音が大きいので、さぞかしうるさいクルマであろうと想像していましたが、意外にも、さほど騒々しくもなく、普通にドライブできることに驚かされます。
もちろん静かではありませんし、乗り心地も固めですが、市街地を走るのをためらわれる程ではありません。
馴れたら結構なぺースで飛ばせるようになると思いますが、そこは抑えて行くのが粋というもの。
そもそも軽自動車よりも小型軽量なボディ(車重わずか約470kg)、現代に於いては、雰囲気を楽しむクルマかもしれません。
当車両は、1965年にドアが一般的な前ヒンジタイプになるなどボディ各所が進化したフィアット500F をベースにしたタイプ。当車両はそれをベースにアバルト仕様にメイクアップした車両になります。
アバルト595 / 695シリーズ(第1世代)は1971年に生産終了となりましたので、1968年式の当車両は中期のモデルと言えます。
アバルトのエンブレムが付いたメーターを備えるレーシーなインスツルメントパネル、専用マフラーなど、アバルトの魅力満載です。
現車は弊社、藤沢ガレージにてご覧いただけます。