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フォルクスワーゲン ビートル・タイプ1/1302

Information

年式:1971年
色:グリーン
内装:黒レザーレット
走行:22000キロ
検査:車検2年付
ヤナセ・デイーラー車、4速マニュアル、右ハンドル

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Description

1971年式、VWワーゲンビートル・タイプ1/1302をご案内致します。

戦後、ドイツ復興の先駆けとなり外貨獲得の大きな原動力となったVWワーゲンについて、今更ご説明の必要もないかも知れません。
 
 かのアドルフ・ヒトラーの肝入りでポルシェ博士が以前より抱いていた国民車の構想を実現するべく生み出されたVWビートルですが、本当の成功は終戦後、イギリス軍の管轄下おかれたVW社はアイヴァン・ハースト少佐の理解ある判断により再復興を成し遂げたことに始まります。その後、VWビートルの2千万台以上の総生産数は、自動車史上最も大量に生産されたクルマであり、今後もそれを超える物はあり得ないと言われています。
 ハースト少佐の先を見据えた見識と温情により、ドイツの雇用を生み出し復興を助け、現在のVW社の成功はもとより、VWビートルのロイヤリティを享受できたポルシェ社をも助けたことになります。まさにハースト少佐は戦後ドイツにとって大変な功労者と言えます。
その後、順調に販売を重ねて行ったVWビートルですが、1964年には既に1千万台を突破するほどの勢いを見せており、アメリカを含む世界中で愛された大衆車となりました。

 当車両のエンジンはAB型/空冷4気筒OHVで、1.3Lの排気量を持ち低速からトルクを発揮するタフな性能を有しています。古いビートルでもメンテナンスは至って楽です。パーツは安いし、即入手可能なものばかりで、維持するにあたり気楽に楽しめるのが特徴です。1970年よりデユアルポートを採用し吸入効率が拡大されて、より一層乗り易くなり、街中から高速道路迄気軽に楽しめるクルマとなりました。またフロントサスペンションの方式変更を受けており、より一層乗り心地が改善されている点もこの年式の大きなメリットとなっています。

 この年式からテールランプの形状が俗にアイロンテールと呼ばれるタイプに代わり、バンパーもプレス型に変更されて、印象がだいぶ変わっていきます。その他にもヘッドライトや、ホイールなども変更を受けています。
 勿論、既に12V仕様になっていますので、夜間や雨天時の走行なども不安はありません。インテリアはオリジナルのままです。メーターパネルは旧タイプと同様のままですが、スピードメーター内に燃料計が内蔵されており1302の特徴となっています。合皮のシートは使用感はありますが、今でも大変良好な状態を維持しています。エンジン/ミッションも好調そのもので何の不安もありません。外観はマーシャルのフォグランプを装備している以外はほぼオリジナルのままです。

 当車両は、昭和46年にヤナセにより販売された1台です。新車で購入されたのはさるGSグループのメンバーの方で、永年大切にされてきたクルマです。ボデイーの塗装もまだまだ充分このままお乗り頂けるコンディションです。マニアからビギナーまで、幅広いクルマ好きの方々にお乗り頂けるタイプ1ビートルです。

 是非一度、現車をご覧ください。



  

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