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フィアット 1100ファミリアーレ

Information

年式:1960年
色:グレー
内装:ブルー
走行:不明
検査:国内新規登録 車検3年付
4速コラムMT、5ドアワゴン、ベンチシート

・Price  SOLD OUT

Description

フィアット1100ファミリアーレを御案内いたします。

1953年に発表されたフィアット1100シリーズは、名デザイナー兼エンジニアであったダンテ・ジアコーサにより生み出されたクルマです。
元は1937年戦前から続いてきたモデルの後継車でしたが、このタイプになりフルモノコックボディを纏い、新たに生まれ変わりました。
以来、1961年まで生産が続けられた、当時のフィアットを代表する小型車です。
御案内いたしますのは、その中でも大変珍しいファミリアーレと呼ばれるステーション・ワゴンで、現在では国内外問わずお目に掛かることはまずない、稀少かつ貴重なモデルです。

エンジンは、4気筒OHV・1100cc・36馬力。
パワフルではありませんが、4速ミッションを介してなかなか軽快に走り、コラムシフトを操作しながら機敏に走らすのは楽しいものです。
クラッチ、ステアリングも軽く、運転し易いのが特徴です。

内装は、大衆車そのもののシンプル極まりない簡素なものですが、それはそれでかえって気を遣わずに乗ることが出来ます。
ドライビングポジションも意外に悪くなく、大人4人が移動するには充分なスペースを持ち、ワゴンという事もあり、荷物はリヤのラゲッジスペースに置いてドライブできるので、実用性に於いてもなかなか良好な使い勝手です。

ジアコーサのデザインといえば、あのフィアット500(チンクェチェント)を思い浮かべる方が多いと思いますが、この1100も、彼の個性が存分に発揮されたデザインと言えます。
どこか優しい可愛らしさと愛嬌を持ったスタイルは、このファミリアーレに於いては、さらに際立っています。
グレーのツートーン・ボディカラーもマッチしており、何ともオシャレな雰囲気を醸し出しています。
全長4m少々、車幅1,500ミリに満たない小さなボディは、日本で楽しむには、もってこいのサイズと言えます。

現在ではイタリア本国でもその数は少なく、元が大衆車であるが故に、価値のないものして扱われて傷み、壊れて大半が1970年代にそのままスクラップになってしまったという現実。
それは日本でも同様で、元が安価な大衆車というのは、得てして似たような境遇を受けるもの。
当車両は、珍しくローマにあったクルマを、アメリカ人のコレクターが買い取りカリフォルニアに輸入したもので、偶然ロサンゼルスにあったそれを発見。
今やイタリア本国でも稀少なこのクルマをアメリカで見つけるとは、いやはや面白い事もあるものです。

そんな訳で、ボディの腐食もことのほか少なく、程度良好の1台。
めったに入らない稀少車に付き、御興味のあるマニアの方は、ぜひお早目に弊社ガレージにて御覧になってください。

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